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最新記事一覧
intro. ロンドンのアパートを借りる
Day 1. まずはスーパーで買い出し!
Day 2. 日曜の朝はゆでたまご
Day 3. ランチは手作りサンドイッチ
Day 4. 市民の台所で食材集め
Day 5. ミュージカルを観る前に
Day 6. ロンドン下町つまみ食い
Day 7. 一日中部屋でごろごろ
Day 8. 地下鉄でビューティフルロンドン
Day 9. 行かずじまいの大英博物館
Day 10. キッチンをフルに使った一日


Day 4. 市民の台所で食材集め < 

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> Day 6. ロンドン下町つまみ食い


  ミュージカルを観る前に  2007年2月26日 (月)
 

朝出かけようとすると、 管理人のおかみさんが事務所にいたのでごあいさつ。
おかみさんはミュージカルが大好きらしい。
「特にライオンキングね、Beautiful!Beautiful!Beautiful!Beautiful!!」
beautiful×4。
え〜そんなに!よっぽど感動したんですね。

アパートの玄関に、劇場情報の載っている“The Official London Theatre Guide”(オフィシャル ロンドン シアターガイド)が置いてあったので、もらう。
なんと57か所もの劇場の公演情報が載っていて、しかも日曜以外は毎日公演しているらしい。
よし!今日は劇場にでも行ってみよう。


ピカデリーサーカスの辺りを歩いていると、
たくさんのミュージカルの看板が目に飛び込んでくる。
しかもどの劇場も、歴史のありそうな建物ばかり。
私たちが選んだのは、“オペラ座の怪人”(The Phantom of the Opera) 。
本場で一度観てみたいと思ってたんです。

格調高い造りの建物、あめ色の磨きこまれたドア。
どきどきしながら入ってみると、チケット売り場の女の人と目が合う。
もうsold outだろうなと思いつつ、
「今日のチケットありますか?」と聞いてみる。
すると、「いくらの席がいいですか?」と 座席表を見ながら説明をはじめてくれた。
こんなに簡単にチケットが買えるなんて!とびっくり。
どうもチケットを買うとなると、朝10時に電話をかけまくるというイメージがあった私たち。
月曜から土曜まで毎日上演しているんだから、そんなにあくせくしなくてもいいんだ。
ロンドンの人にとって、ミュージカルとはもっと身近で、
その日の気分でふらっと入れる、そんな感じなのだなぁ。

席は場所ごとに細かい値段設定があり、ステージに近い席でも柱の影で見えにくかったりすると安くなるそうだ。
私たちは一番安いチケットを購入しました。2階の後ろの方。
ミュージカルを観に行く前の、チケットを手にしたこの感じ。
すごくわくわくしている私たちです。

さて。チケットも買ったし、夜の開演時間までまだまだ時間があるな〜。
さて、どうやって時間をつぶそうか。
まぁとりあえず、ふらふら歩きながら考えようっと。

色とりどりの花かごとグリーンで飾られた建物に、足をとめる。
よく見ると、パブではないか。
イギリスはイングリッシュガーデンの名の通り、ガーデニングが盛んな国。
だからパブも、オレンジやブルーの花かごでお客さんを迎えてくれている。
日本の赤ちょうちんも惹かれるけれど、イギリスのパブの花かごもかなり魅力的〜!
ついふらりと入ってしまいそうになったけど、
ミュージカルを観る前だし、今日は控えておこう。

そんな時、近くの店から香ばしい揚げ油の匂いが!
日本で言えば大衆食堂といった雰囲気のお店。
すごくいい感じの、フィッシュ&チップスの店を発見!

おじちゃんがでっかい“haddock(タラ)”にたっぷり衣をからめて、じゃんじゃん揚げている。
フィッシュなしでポテトフライだけ、つまりチップスだけ山盛りに買ってるお客さんもいる。
私たちも、真似してのチップスをテイクアウト。
店の前のベンチに座って、通りを眺めながら食べる。
2人で半分こで十分マンプク〜。
まだ夕方だけど、ちょうどいい夕ごはんになりました。
ミュージカルが終わるのは夜遅いもんね。
観てる時におなかが鳴ったらハズかしいし、腹一杯にしておかなきゃ〜











 

そんなふうにふらふら歩いて数時間、
開演までの時間を楽しみました。

開演時間が近くなったので、再び劇場へ行ってみる。
夕闇迫るロンドンの街角に、明るく浮かび上がる劇場の灯り。
ロンドンの夜のにぎわいを象徴するかのよう。
私たちと同じように、開演を心待ちにしていた人たちが、次から次に劇場の入口へと吸い込まれていきます。

チケットのナンバーを見ながら中へ入ると、2階だと思っていた私たちの席は、なんと実は4階。重なり合うようにせり出した客席の最上階です。屋根裏から登場した主役“オペラ座の怪人”とは、ちょうど同じ目の高さ!怪人目線でミュージカルを楽しみました。
ストーリーは、寂しくも余韻を残す怪人の最後。
前の方の席には、感動して泣きじゃくって、終わってからも席を立つことができずにいたおばあさん。ハンカチを手に、白髪のおじいさん二人に肩を支えられて退席していきました。
私たちはその姿を見て涙…。

      

外に出ると、すっかり真っ暗。
劇場の前には、観劇の後のお客さんを待つ自転車タクシーのお兄ちゃんたちが、チリンチリンとベルを鳴らして客引きをしてる。
ミュージカルの感動をともにしたロンドンの人たちとも、
ここで解散。

私たちはバスに乗って、夜のロンドンの帰り道。
小さな本屋さんに、インド人のカレー屋さん。
アパート周辺のいつもの風景に出会うと、
なんだかほっとしてしまう。
すっかりここが自分の家になったみたい。



  関連記事 : 今夜もロンドンの劇場で (ヤムヤム特集9月号/2006)  

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