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 2007年4月1日 (日)
 

築100年の建物が、住居としてごくあたりまえに使われているイギリス。
なぜそんなに古い建物が残っているのでしょうか?

イギリスの人は古いものを大切にするからでしょうか?
家族が家をしっかり守っているからでしょうか?

いいえ、そうではないと思います。

イギリスの人たちは、部屋を自分たちの暮らし方にあわせて
自由にその家の中身を作りかえてきたからなのです。

中庭に面した壁を壊して、日当たりのいいテラスルームに。
家族が増えれば、物置を改造して2つめのバスルームを作ります。
壁の色だってペンキで好きな色に塗りかえます。
右の部屋はグリーン、左の部屋はピンクというように…。
好みや暮らし方にあわせて、
自分たちの手で自由に家をつくりかえているんです。

築100年の立派な建物。
それぞれの時代には、様々な人たちがその家に住んでいたことでしょう。
そして、その人たちが、建物の中身を自分たちの住みやすいように変えてきたからこそ、100年もの長い間、住居として使われ続けることができるのです。

自分たちらしい暮らしを自由に作り上げていくことのできる場、
それがイギリスの人たちにとっての“住まい”なのです。







 
 

私たちヤムヤムマートの二人は、イギリスで感じた住まいづくりを
ここ日本で、捉えなおしてみようと思いました。

最近私たちのまわりで、親世代・祖父母世代が別の場所に新居を建てて引っ越し、空いた家に30代の友人夫婦たちが移り住むというケースが増えています。

私たちの住んでいる家も、祖父母が建てた家です。
平屋の一軒家で、ふすまで仕切られた和室が4部屋あります。

それぞれの部屋を寝室、オフィス、リビングとして使っているのですが、一部屋ずっと使っていない部屋がありました。
この部屋を、今の私たちの暮らしに合うように、自分たちでつくりかえてみよう。

それが今回の特集です。

私たちの考え方は、これまでの“リフォーム”の考え方とはちょっと違います。
ただ単に古くなったものを新しくするのでもなく、
和室を洋室にするのが目的でもありません。
時代の嗜好にあったスタイルにするためでもありません。

それは、その部屋の使い方を考え直すということです。
自分たちの生活を基本にした“暮らしやすさ”を求めることから始まるのです。

デスクまわりが手狭になった時。
お客さんが頻繁に来るようになった時。
赤ちゃんが生まれた時。
趣味の楽器をはじめた時。

生活の形は、常に変わり続けます。
それに応じて、部屋の役割も変えていけばいいのです。
それまでの使い方にとらわれずに、その時その時で考えながら、
自分たちで暮らしやすい住まいをつくっていけばいい。
それも、全部自分たちの手で!
そう気付いたことが、私たちにとって住まいづくりを捉えなおすということだったのです。


さて、この部屋をどんな風に作りかえようか?
4月1日現在、この部屋はまだ何もかわっていません。
これからプランを練って、必要なものを買って…
シロウトができる作業だけで、どれだけつくれるのかな…?

二人で話し合っていると、いろんな意見が飛び交います。

あたたかい雰囲気で食事ができるダイニングルームがいいかな〜
ちょっと一休みできる、カフェ風もいいんじゃない?
キッチンで料理をしているときに、子供が遊べる部屋にもしたいな。
ちょっとした仕事の打ち合わせができるスペースも欲しい。
ビール片手におしゃべりできる英国パブの雰囲気もいい!

でも、自分たちで作るんだから、どんな形でも実現できるんじゃないかしら?

今回の特集は、そんな私たちが住まいづくりをはじめる様子を、
まさに“ライブ”でレポートしていく予定です。

でも私たちは、部屋の改装やDIYは全くの初心者…。
1ヶ月でできるのかな〜?

 
 

(ヤムヤムマート)

 

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