ヤムヤム![British Magazine yum,yum!] “ふだんぎの暮らし”から、イギリスと日本をつなぐウェブマガジン
TOP特集連載ヤムレポ編集室バックナンバー
TOP > 特集一覧> 5月号特集/2007


最新記事一覧
1.Our Home Party〜30人招いて家でパーティ
2.料理とお酒はご自由に
3.全員に係分けを決める
4.赤ちゃん泊まる


前へ< 料理とお酒はご自由に

[ 1 2 3 4 ]   赤ちゃん泊まる > 次へ

 2007年5月31日 (木)
 

せっかくたくさん友人が集まってくれるんだから、ただお客さんにしておくのはもったいない!そう考えた私たちは、全員にパーティの“係分け”をすることにしました。

私たちは、パーティ当日の段取りをシュミレーションしてみて、
パーティに集う友人たちを思い浮かべながらいろいろな係を考えました。
TOP・受付係・写真係・コンパ係・乾杯係・掛声係・駐車場整理
接待係・録音係・会場整理・チャーシュー買い付け係・チャーシュー切り係・
朝食係・ドラフトマスター係・チューニング・ARP

…といったように。
変に細かい係があるかと思えば、大船にのったような係もある。

TOPは一応主催した私たち二人。
そして各係の割り振りは、私たちで勝手に決めていきました。
1人1人を思い浮かべながら、この人にはこの係を…と考えるのは、
私たちにとって楽しい作業。

写真係をお願いしたいのは、そんなにふだん声を張らない人。その人が「じゃあ〜みんな〜、写真撮ります〜」というだけで、なんだかおもしろくなる人に。
チャーシュー買い付け係は、いきつけだったラーメン屋の近くに住んでいる人に。メインメニューのチャーシューはかたまり2本を注文。責任を持って買ってきてくれて、保冷バッグを持っていそうな人に頼むことに。
チャーシュー切り係は、太巻きになっているチャーシューを包丁でスライスするのだから結構大変な作業。手先は器用そうか、チャーシューに対しても前向きかなどを考慮して選びました。
会場整理係は、パーティ会場の人のかたまり具合を調整したり、寝る人を順に奥の部屋から配置していく、なんていうのが役目。なんとなく「ドウゾコチラヘ」というのが似合う人に。
朝食係は、パーティの翌朝、用意したパンやジュースなどを配る人。手先は器用そうか、朝食に対しても前向きかなどを考えたら、チャーシュー切り係と同じ人になりました。

接待係、録音係、チューニング係、ARPなどは、それぞれの人が学生の頃やっていた係が復活。今回は接待する相手もいないし、録音するものもないし、チューニングすることもないんだけど、なぜか係はあるのが謎いっぱい。

仕事の都合でパーティの翌日、みんなが帰った後に参加する人が1人。その状況を活かした係を…と考えて、その人は“後夜祭キャンプファイヤー係”に。本当にキャンプファイヤーなんてするつもりないけど、次の日まで盛り上がる感じが◎。

こうして決めた係分けは、前もってメールで全員にお知らせ。
 「なんで私がこの係に?」とか、
 「やったぁ!オレ、大抜擢!」という人もいたかもしれません。
 「コンパ係がんばるよ!」
 「えっ、キャンプファイヤーやるの!?」という声も。
みんなの期待感&不安感もふくらんでいるようです。





↑係分けは表にして当日は壁に貼っておきました
 

私たち、この係分けをすることに対して、
特に深い意味なんて考えたことはありませんでした。
でも、せっかくヤムヤムの特集にしたので、ちょっと考えてみることに。
なぜ私たちは係分けをしたかったのでしょうか?

仕事を割り振って進行をスムースにするため?
 …みんながなんとなくでも自分の役割を考えると、場がスムースに運ぶのは確かです。でも、そういう実質的な仕事をしてもらうためではないなぁ。

全員の役割を作って、参加しているという満足感をみんなに持ってもらうため?
 …実際のところ、そんな大それた事は考えてなかったし。
 ホストとお客の区別なくみんな同じ目線で一緒にパーティを楽しむため、という理由は、“みんなが主役”のホームパーティという特集のタイトルにもつながるんだけど…。
 でもでも、それが係分けの真髄じゃない気がする。

その理由が少しわかったのは…、実際にパーティをやった後のこと。
当日の様子を書いたならば、その理由がちょっと伝わるかもしれません。

コンパ係は、人数の多さと、ビールの消費量を考えて生ビールサーバーをレンタルすることを提案。 サーバーをお店に取りに行ったドラフトマスター係は、チューブの洗浄具合の確認等、その組み立てに真剣。 その間に受付係はお年玉をもらうように会費を集め、 チャーシュー買い付け係が買ってきたチャーシューが到着。
そしてパーティの間、不定期に響く乾杯係の「カンパーイ!」の声。

係の人のハマり具合を楽しむもよし、ハマらなさ具合を楽しむもよし。
自分の係につっこむもよし、はりきるもよしです。
それによって、その場に生まれるそよ風的な笑い。


係分けの理由は、役割とか一体感とかそんな大それたことじゃなかったんです。
もっと力が抜けた感じの、単純なこと。それは、
パーティの場に、居心地の良いそよ風的な笑いをプラスするため。

帰る人の車を見送っているときに、「出番だ」といわんばかりに門の外へ駆けていった駐車場整理係。妙にはりきって車を誘導するその姿、それをほほえましく眺める人たちを包む、そよ風的な笑い。

私たちの係分けって、そんな感じなのかもしれません。



↑チャーシューを切り分けるチャーシュー切り係

(ヤムヤムマート)

+ この記事へのコメントを読む・書く(ヤムヤムコミュテニィ)

前へ< 料理とお酒はご自由に

[ 1 2 3 4 ]   赤ちゃん泊まる > 次へ



記事・写真・イラストの無断転載・転用を禁じます。 Copyright(c) Tomika Creative. All Rights Reserved.