|
パブではどんな風にビールを注文したらいいの?
今回は、レッドライオンのランドローダー(オーナー・主人)のジムさんに、パブでのビールの注文の仕方を聞いてみました。
「まずはカウンターの前まで行って、どんなビールがそろっているかを自分の目で見ることです。このカウンターに並んでるハンドポンプ、それぞれにビールの名前が書いてあるでしょう?この白い握りの3本のポンプがビター、そっちがラガー。自分の飲みたいドリンクを選んだら、カウンターの中にいるバーマンか誰かに伝える。大抵は選んでいるのを見たら、むこうから来て待っててくれるはずだよ。“What
would you like to drink?”(何を飲みますか?)とか言ってね。
オススメはどれかって?うちにあるのは全部オススメだよ。ビターもラガーも、このペプシコーラだってうちのは特別だ。AHAHAHA!エールビールが好きだったら、“Spit
Fire”(スピットファイヤー)はどうかな?これはここケント州のビールだし、オールドブルワリーで作っているナイスビールですよ。
ビールの名前が読めなかったら、指をさして“ディスワン、プリーズ(This one, pleaese)”でOKです、目の前にあるんだからね。それだけだよ、easyでしょう?レストランみたいにウェイターはいないから、テーブルで注文を取りに来るのを待つ必要もないしネ。」
「ビールの名前を伝えてもまだ終わりじゃないですよ。次にバーマンは“large or small?”って聞くからね。“パイントor
ハーフ?”ともいうけど、つまりグラスの大きさを選ぶんです。ビールのグラスには、“パイント”と“ハーフパイント”とあって、1パイントは586ml。グラスはほら、この棚に、カウンターの頭の上に並んでるでしょう、この大きさ。この大きいのが1パイント。ハーフパイントはこの半分の量だよ、もちろん。
昔はパイントグラスで飲むのは男の人だけで、女の人はハーフパイントだったよ、普通はね。最近はもう関係ないけどね、ビールが好きな女の人も増えて、女の人だってパイントグラスで飲んでます。
イギリス人らしくオーダーするなら、“A pint of Spit fire, please?”とか、“Can I
have a pint of Spit fire, please?”って言うといい。“Can I 〜”の代わりに“Could
I 〜”で丁寧な言い方にすれば、誰から見ても英国紳士ですよ。」
「そして、これが一番大事なことなんだけど、バーマンがビールを注いでカウンターのマットの上にグラスを置いたら、その場でポケットから50ポンド紙幣を出して“おつりはいらないよ”と言うんです。本当かって?AHAHAHA!!。そんなことしたらバーマンは目をまわすでしょうネ!それか、あわててあと20杯ビールをつぎ始めるかもしれないね!
まぁまぁ、このスピットファイヤーだったら2.3ポンド。バーマンに渡して、ビールを受け取る。“Cash on derivery”、つまり受け取るのと引き換えにその場で代金を払うシステムなんです。楽でしょう?最後に計算しなくていいしね。
そして受け取ったら、最後に“Thank you”を忘れずに。パブは紳士の集まる場所だからね。イギリス人は手軽に“チアース!(Cheers!)”とだけ言いますよ。“チアース”は、ありがとうの気軽なあいさつとして使う言葉ですから、道をよけてもらったときでも、バスを降りるときでもみんな“チアース!”です。もちろんちょうどいいんですよ、パブでもね。なにせ、もともとは“乾杯”っていう意味ですからネ。」
|