家の中にもクリスマスがやってきます。 マーガレットさん家では、クリスマスが近づいてくると、ヒーターの上に輪切りにしたオレンジが並べられます。4日くらい経つと、それらはきれいなオレンジ色を残した乾燥オレンジになります。そのオレンジと松ぼっくり、ツリー用の玉飾りをキャンドルのまわりにあしらえば、マーガレット特製のキャンドルデコレーションのできあがりです。それを、ヒイラギやツタの葉、キャンドルなどの小物と一緒に暖炉のまわりに飾って、クリスマスの訪れに備えます。 冬でも緑の葉がなくならないヒイラギやツタの葉は、生命力のシンボルとされています。そうした常緑樹を部屋の中に飾ることは、キリスト教以前から行われていた冬至の頃の風習です。 クリスマスツリーの飾り付けは、子どもたちの楽しみの一つです。大きなもみの木は、1階のラウンジにある出窓の前に置かれ、飾り付けられるのを待っています。本来ツリーの飾りつけは24日のクリスマスイブにするものでしたが、最近では12月中旬を過ぎた頃から飾り始める家が多いようです。もみの木に、人形やカラフルな玉飾り、ぴかぴかと光る電飾を飾りつけていきます。 夕暮れ時に通りを散歩をすれば、飾り付けを終わったそれぞれの家のクリスマスツリーが窓越しにきらきらと輝き、とてもきれいです。家の外側にカラフルな電飾をめぐらしたり、サンタの人形を窓に下げたりと、賑やかに飾る家もあります。クリスマスを待ち望むそれぞれの家族の姿が目に浮かんでくるようです。