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私が留学したルットランドスクールは、ドーバー海峡を挟んでフランスと海底トンネル(ユーロスター)でつながっている、イギリス東南部の’ケント州’のマーゲイトにあります。
’ケント州’という地名は、昨年、謎のピアニストが流れ着いた海岸として、日本のワイドショーを賑わしていたので、聞き覚えのある方も多いと思います。ちなみに、現地のケント州では、一度新聞に掲載されたくらいで、日本ほどには騒がれてはいなかったようです。
さて、マーゲイトについて少しお話します。
マーゲイトは、イギリス版、江ノ島といったところで、19世紀ビクトリア時代に、海辺のリゾート地として、多くの人たちが訪れるようになったということです。
マーゲイトの古い写真には、海水浴をしている貴婦人の写真がありました。驚いたことに、貴婦人たちは、幌馬車ごと海に入り、幌馬車のほろをさらに伸ばして、その陰で海水浴をしていたのです。しかも、その姿は、下着姿に帽子をかぶってものでした。
ヴィクトリア時代の人々にとって、海水浴は、治療・療養の1つとして考えられていたようです。
その当時、診療所として使われた赤レンガの建物が、マーゲイトの駅の近くの海岸沿いに、現在でも残されていました。
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私が訪れた年の夏は、カラフルな水着姿で日光浴を楽しむ人々で、マーゲイトの浜辺はあふれていました。
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