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ペチュニアの庭でティータイム 田舎の主婦のイギリス留学記
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田舎の主婦のイギリス留学記〜ペチュニアの咲く庭で〜「母親と妻を卒業する !!」と宣言し、初めての海外に飛び立った
     
 
 
  2006.5.7
 

次に変わったクラスの先生は、アンジェラという20歳代の女性で、小柄な金髪の美人でした。
アンジェラが300年前の家に住んでいるということを、友人から聞いた私は、授業の休み時間に、アンジェラに、家と家族のことをたずねてみました。

アンジェラの家は300年前に建てられた半地下のある3階建てのデタッチでした。そこに、家族3世代で住んでいて、3階にアンジェラとその兄弟の部屋があること、そして、2階に両親が住み、祖母は階段の上り下りが大変なので、グラウンドの部屋を使っていることなどを、誇らしげに話してくれました。

300年前のデタッチに住んでいるからということでもないでしょうが、アンジェラの振る舞いからは、厳格なイギリス家庭で育った女性の雰囲気が感じられました。
彼女のイギリスに対する誇りは、授業においても、折に触れ感じられました。

職業に関する授業のとき、主婦であった私は、「ハウスメーカー」と自己紹介しました。すると、アンジェラは、
「イギリスではハウスメーカーという言葉は使いません。ハウスワイフです。」
と、毅然とした態度で言いました。

主婦の英訳が、一般的には「ハウスワイフ」であることは知っていました。しかし、ジェンダーの視点から、アメリカでは「ハウスメーカー」という言葉が用いられるようになってきていました。
私は、レディファーストの国イギリスでは、家事を女性に限定するような「ハウスワイフ」より、「ハウスメーカー」という言葉の方が良いと思ったのでした。
        
         *     *     *

若い女性であるアンジェラが、「ハウスメーカー」という言葉に、こだわりを見せるとは考えてもみませんでした。 


(中島とみ子)
 
 次週は<ルットランドの先生たち(ミッシェル)>です。
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     発行元 『まぐまぐ!』タイトル 『田舎の主婦のイギリス留学記〜ペチュニアの咲く庭で〜』
 
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