ヤムヤム![British Magazine yum,yum!]
ウェブマガジンTOP
ヤムヤム!特集
 
ヤムヤム!特集
 
 
ペチュニアの庭でティータイム 田舎の主婦のイギリス留学記
最新記事一覧
 
田舎の主婦のイギリス留学記〜ペチュニアの咲く庭で〜「母親と妻を卒業する !!」と宣言し、初めての海外に飛び立った
     
 
 
21、パンさんの家のキッチン  2006.5.28
 

イギリスのキッチンも日本のキッチンも、ホームステイを始めた頃は、それほど違わないように思えました。でも、日にちがたつにつれて、いろいろな違いがわかってきました。

「15、バックガーデンと洗濯物干し」でお話したように、パンさんの家のキッチンの流しの下に洗濯機が隠れていたことは、私にとっては驚きでした。
帰ってから、洗濯機を買い換えるとき、「流しの下にセットできるような横型のものありませんか」とたずねてみましたが、「申し訳ありません、当店では取り扱っておりません」と一言のもとに断られてしまいました。

電気湯沸しポットがお湯を沸かす早さにも驚きました。
帰った当時は、同じような湯沸しポットを見つけることができませんでしたが、
最近になって、手に入れることができました。

しかし、洗濯機や湯沸しポット以上に、私を驚かせたものは、パンさんのキッチンにあった炊飯器でした。日本の炊飯器そっくりのものが置いてあったのです。

私は、「パンさんたちもご飯を食べるのだろうか?」
「ホームステイをする日本人のために、わざわざ炊飯器を用意してくれているのだろうか?」などと勝手な想像をめぐらし、ご飯が食卓に上るのを、内心、心待ちにしていました。
ところが、いつまでたってもご飯は出てきませんでした。
 
ある日、階下から「トミコ、ディナー!」と呼ぶパンさんの声を待たずに、ダイニングに下りていった私は、パンさんが、炊飯器のなかから金網のバスケットに入ったチップスを、取り出しているところに出くわしました。

     *      *       *  

私が炊飯器と思い込んでいたものは、実はチップス(フライドポテト)をつくるためのフライ釜(?)で、ジャガイモを揚げるための油が入っていたのでした。
食文化の違いをあらためて再認識させられたできごとでした。

 
(中島とみ子)
 
 次回は<ワンディッシュ>です。
←第20回            第22回→

 この連載は、メールマガジンとしても配信しています。
     発行元 『まぐまぐ!』タイトル 『田舎の主婦のイギリス留学記〜ペチュニアの咲く庭で〜』
 
メールマガジンに登録していただくと、当ページでの公開よりも先に『田舎の主婦の〜』の最新号をメールでお届けします。メールマガジンの紹介はこちらから。
  → http://www.mag2.com/m/0000181103.html

まぐまぐ  
 
   


記事・写真・イラストの無断転載・転用を禁じます。 Copyright(c) Tomika Creative. All Rights Reserved