ヤムヤム![British Magazine yum,yum!]
ウェブマガジンTOP
ヤムヤム!特集
 
ヤムヤム!特集
 
 
ペチュニアの庭でティータイム 田舎の主婦のイギリス留学記
最新記事一覧
 
田舎の主婦のイギリス留学記〜ペチュニアの咲く庭で〜「母親と妻を卒業する !!」と宣言し、初めての海外に飛び立った
     
 
 
22、ワンディッシュ   2006.6.4
 

イギリス滞在中の私が最も興味を持ったのは、やはり食事でした。
そして、味よりなにより私がうらやしく思ったのは、ホームステイ先での食事スタイルでした。

朝食には、お皿は使いません。トーストは、トーストスタンドに立てられ、落ちたパンくずは、大きなものは鳥のえさ台に、細かなものは、テーブルクロスごとバックガーデンにもちだされ、パタパタとはたきおとされ、小鳥や虫のえさになります。

昼食は、ホームステイ先に戻る私のためのサンドイッチが、1枚のお皿にのっているだけで、りんごなどは、かごのままテーブルに置かれます。

そして、夕食は、1枚の大きなお皿に、野菜や肉、チップスなどが一緒に盛り付けられて出てきます。デザートには別のお皿を使います。
いわゆる、ワンディッシュ、ワンプレートといわれる食事スタイルがこれです。
日本の夕食に使われる食器数と比べると、主婦にとっては夢のような食事スタイル ではありませんか!何しろ、大きなお皿1枚が、ごはん茶碗からおかずのお皿、さ らに漬物皿まで兼ねてしまうのですから。

         *      *       *

イギリスから帰ってきた私は、早速、ワンディッシュスタイルを取り入れてみました。当時夕食は、73歳の母、夫、私の3人で一緒にとっていました。

最初の数回は、母も夫もワンディッシュを楽しんでくれました。
でも数日すると、夫が、お皿一方の下にティッシュを入れはじめました。煮汁や醤油などが混じらないための工夫です。そして1週間くらい経ったころ、母が、「気候もよくなったから、自分の家で食べようかね・・・。」と言い出しました。

2人のさりげない抵抗に、我が家の食卓には、再びお皿が増えていきました。

 
(中島とみ子)
 
 次回は<家族でリフォーム>です。
←第21回            第23回→

 この連載は、メールマガジンとしても配信しています。
     発行元 『まぐまぐ!』タイトル 『田舎の主婦のイギリス留学記〜ペチュニアの咲く庭で〜』
 
メールマガジンに登録していただくと、当ページでの公開よりも先に『田舎の主婦の〜』の最新号をメールでお届けします。メールマガジンの紹介はこちらから。
  → http://www.mag2.com/m/0000181103.html

まぐまぐ  
 
   


記事・写真・イラストの無断転載・転用を禁じます。 Copyright(c) Tomika Creative. All Rights Reserved