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「ほら、見てごらん!私がペイントした家だよ」
ドライブの途中、ホストファーザーのデリックが指さしたのは、白い3階建ての建物でした。デリックの職業はペインターです。
私がホームステイしている家は、子どもたちが成長し家を出た後に、デリックが自分でリフォームをし、ホームステイを受け始めたとのことでした。
私が滞在していた夏は、娘さんの家をリフォームしている最中でした。
娘さんは、6月に結婚しマーゲイトから車で20分ほどのラムズゲイトに家を購入していました。デリックは、仕事がやすみのたびにリホームに出かけました。
娘さん夫婦は、「シャワーを使わせて」とたびたび立ち寄っていました。
リフォームの様子が映されているビデオを見せてくれました。
部屋や天井の壁紙をはがすときの映像には、キャッキャッ言っている娘さんや、「ひどいほこり!」とそのそばで顔をしかめているパンさんが映されていました。
「こんなに汚かったんだよ。」とデリック。
「そりゃあもうひどかったのよ!!」とパンさん。
そんな会話や映像からは、家族でリフォームを楽しんでいる様子が伝わってきました。
私のホームステイも終わりに近づいた頃、娘さんの家を訪ねました。
家の入り口のペンキを塗っていた娘さんのご主人は(ちなみに彼はペインターではありません)私たちを見つけると、「きれいになったでしょう」といって、家の中へ案内しました。
家に入るとデリックは、自分で張った壁紙をチェックするように見回っていました。パンさんは、出来上がったばかりの暖炉の前のイスに、満足そうに坐りこみました。
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イギリスのテレビでは、リフォーム番組が人気のようでした。リフォーム人気の背景には、自分たちが快適に暮らすためという目的のほかに、住み替えのときに、高い値段で売ることができるという利点もあるようです。
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