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ペチュニアの庭でティータイム 田舎の主婦のイギリス留学記
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田舎の主婦のイギリス留学記〜ペチュニアの咲く庭で〜「母親と妻を卒業する !!」と宣言し、初めての海外に飛び立った
     
 
 
 25、マーゲイトの郵便局   2006.6.25
 

ホームステイを始めた日の夜に、私は、夫へ手紙を書きました。
翌朝、「手紙を出したいので、郵便局にもっていっていただけますか?」とパンさんに聞きました。パンさんは、パートタイムで郵便局に勤めていたのです。

私は、’パンさんは郵便局に行くのだから、そのとき出してもらえるかな・・・’と思ったのでした。
ところがパンさんは、「手紙はとみ子が自分で出さなくてはいけない。私は郵便局にいっているから、来たら声をかけなさいね」と言うのです。
その日の昼休み、私は郵便局へ出かけました。パンさんに教えられた場所に行ってみると、そこはコンビニエンスストアのようでした。よく探してみると「ポストオフィス」と小さな看板は出ています。

「え!ここが郵便局なの・・・」と、半信半疑で、キョロキョロしながら商品の間を入っていくと、一番奥に透明のアクリル板で区切られた、切符売り場のような郵便局の窓口がありました。

窓口には初老の男の人が坐っていました。「ハロー!」と言って手紙を出すと、私の声に気づいたパンさんが、「トミコ!」と言いながら窓口に来てくれました。そして、その人に、「私の家にホームステイしている人なんですよ」と紹介してくれました。

私がパンさんの立場だったら、きっと「いいですよ!」と、手紙を出してあげてしまっていたことでしょう。アイルランドの留学生が「日本の子供は、冷蔵庫の牛乳もお母さんにとってもらう・・・」と驚いていたことを思い出します。 ”自分のことは自分でするのが当たり前”。”それぞれの存在を尊重しあう”。
そんなイギリスの個人主義を肌で感じた出来事でした。

          *     *     *

日本の郵便局をイメージしていた私は、最初はびっくりしましたが、郵便局に行きながら買い物もできるマーゲイトの郵便局はとても便利でした。
最近、日本のコンビニエンスストアでも、郵便局のような業務を始めています。


(中島とみ子)
 
 次回は<マーゲイトのスーパーマーケット>です。
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 発行元 『まぐまぐ!』タイトル 『田舎の主婦のイギリス留学記〜ペチュニアの咲く庭で〜』
 
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