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ホームステイを始めた日の夜に、私は、夫へ手紙を書きました。
翌朝、「手紙を出したいので、郵便局にもっていっていただけますか?」とパンさんに聞きました。パンさんは、パートタイムで郵便局に勤めていたのです。
私は、’パンさんは郵便局に行くのだから、そのとき出してもらえるかな・・・’と思ったのでした。
ところがパンさんは、「手紙はとみ子が自分で出さなくてはいけない。私は郵便局にいっているから、来たら声をかけなさいね」と言うのです。
その日の昼休み、私は郵便局へ出かけました。パンさんに教えられた場所に行ってみると、そこはコンビニエンスストアのようでした。よく探してみると「ポストオフィス」と小さな看板は出ています。
「え!ここが郵便局なの・・・」と、半信半疑で、キョロキョロしながら商品の間を入っていくと、一番奥に透明のアクリル板で区切られた、切符売り場のような郵便局の窓口がありました。
窓口には初老の男の人が坐っていました。「ハロー!」と言って手紙を出すと、私の声に気づいたパンさんが、「トミコ!」と言いながら窓口に来てくれました。そして、その人に、「私の家にホームステイしている人なんですよ」と紹介してくれました。
私がパンさんの立場だったら、きっと「いいですよ!」と、手紙を出してあげてしまっていたことでしょう。アイルランドの留学生が「日本の子供は、冷蔵庫の牛乳もお母さんにとってもらう・・・」と驚いていたことを思い出します。
”自分のことは自分でするのが当たり前”。”それぞれの存在を尊重しあう”。
そんなイギリスの個人主義を肌で感じた出来事でした。
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日本の郵便局をイメージしていた私は、最初はびっくりしましたが、郵便局に行きながら買い物もできるマーゲイトの郵便局はとても便利でした。
最近、日本のコンビニエンスストアでも、郵便局のような業務を始めています。
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