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        [特集2]  定番のサンドイッチランチ
  英国式ピクニックのポイントは、“keep it simple”、手間をかけないこと。だからサンドイッチにも気張ったレシピはいりません。いつもと同じように手軽に作れるものが一番。言ってみれば、“いつものサンドイッチと普段の紅茶”が、イギリスのピクニックレシピです。では、いつも食べているサンドイッチとは・・・?  
Sandwich recipes in daily life   エリザベスさん家のいつものサンドイッチ
   

 

 
▲今日のエリザベスさん家のランチ。ハムとチーズ、キューカンバーを丸いパン“Bap”に挟んだ、チャツネが隠し味のサンドイッチです。
「サンドイッチは国民食といってもいいくらいじゃない?だってイギリスはサンドイッチが発明された国だもの。 うちもランチはほとんど毎日サンドイッチね。
今はちょうどホームステイのStudentが2人いるから、彼らは12時半に学校から戻ってきて、家でランチを食べてまた午後の授業に戻るの。だから帰ってくる時間にあわせて準備。一口にサンドイッチといっても、バリエーションはいろいろあるわ。パンも色々だし、挟む具も色々だから、365日毎日サンドイッチだったとしても毎日違った味を楽しめるくらいよ。」
 

「準備は10分もかからないわ。手早くできるのがサンドイッチのいいところ。イギリス人は合理的なのよ。
冷蔵庫をあけてみて、今日はハムとチーズにしましょう、今日はミートパテに野菜を挟みましょう、という具合に考えるの。
冷蔵庫には、まずチーズはいつも何種類かあるわね。チェダー、レッドレスター、ゴーダとか。ハムサラミと、ミートパテも便利ね。日持ちするし。
それに瓶詰めのチャツネもサンドイッチに欠かせないわね。ピクルスもスライスして挟むとおいしいわ。そして生野菜。キューカンバーレタスが多いかしらね。
こういったのをベースにして、同じ味はないっていうくらいいろんなサンドイッチを作れるのよ。そうそう、マスタードも少し塗るとアクセントになっておいしいわね。マヨネーズもサンドイッチにはよく使われるけど、うちじゃああまり使わないことにしているの。高カロリーだから。」

「うちでよく使うのは、丸くて平たいパンね。“バップ(Bap)”“ロール(Roll)”というタイプで、イギリスではポピュラーよ。二つに切って具を挟むと、ちょうどハンバーガーのような形。スーパーでも一袋に6つとか8つとか入って値段も一番安いのよ。もちろん、トースト用の四角いパン“Sliced Loaf”もサンドイッチに使うわ。私は“バケット(Baguettes)”も好き。
そしてうちはいつもBrownのパン(Wholemeal)を買うの。白いパンより栄養があるから。」

「サンドイッチができれば、お皿にクリスプスイーツをのせてランチの完成!リンゴバナナの果物カゴもテーブルに。紅茶やコーヒーは帰ってきたらセルフサービス。私の場合はベジタリアンだから、挟むのはチーズと野菜ね。ハムを入れないだけ。チーズが嫌いなStudentもいるから、そしたらチーズの代わりにパテなんかを挟むの。どんな人にもあわせられるし、サンドイッチは“Almighty”(オールマイティ)なのよ。

「Studentが、お昼に戻らずに午後出かけるというときには、パックランチを持たせるのよ。といっても、中身は普段のサンドイッチと同じ。ラップでくるんで、リンゴにクリスプ、チョコレートバーと一緒に袋に入れるだけ。いつものランチを外へ持っていく感覚よ。」
 


▲イギリス食パンは、日本のものより薄切りな上にひとまわり小さいサイズなので、サンドイッチに向いています。日本のように耳をカットしたりはしません。
冷蔵庫にあるものでパッと作れるサンドイッチ、日本でいえば梅干しやふりかけでおむすびを作る感覚でしょうか。
 
The standards of Sandweich menu   定番のサンドイッチメニュー
 


 

イギリスの人が慣れ親しんでいる定番のサンドイッチメニューを見てみましょう。.駅の売店やベーカリーには、どんなサンドイッチが並んでいるのでしょう。

売店に並んでいるサンドイッチは、sliced loafを三角形に切った形のものがポピュラーです。ちょっとしっかりした三角形のパックに入っています。

値段はだいたい2ポンド〜2.5ポンド(400円〜500円)が平均的。日本の感覚からするとずいぶん高く感じますが、なにより具だくさん。それに耳もついたままなので食べ応えがあります。イギリスの人にとってみれば、サンドイッチ一つでお弁当一つ買う感覚のようです。ASDAやTescoなどのスーパーマーケットにも種類豊富なサンドイッチコーナーがあって、値段も手頃になっています(99ペンスからあります)。

キューカンバー(Cucumber)は、サイズの大きいキュウリ。日本ではツナ&キュウリですが、イギリスではスモークサーモンと合わせるのが定番です。

日本でもなじみのあるエッグマヨネーズは、サンドイッチフィリングとしてイギリスでも一般的です。

ローストビーフローストチキンは、いかにもイギリスらしいメニューです。家庭では、ディナーの余りを次の日にパンに挟んでサンドイッチにするようです。

チキンティッカは、チキンをカレー粉とヨーグルトにつけ込んで焼いたもので、サンドイッチ以外にもよく見かけます。

チェダーチーズ&ピクルスの組み合わせは、プローマン(Ploughman's) と呼ばれ、農作業の合間に食べたプローマンランチの伝統を受けつぐサンドイッチです。

サンドイッチにイギリスらしさを簡単にプラスするアイテム、それはピクルスです。スライスして挟むと、その香りと歯ごたえがサンドイッチをイギリス風の味に変えます。日本でも試してみてね。また、オリーブも同じように使えるのでおすすめです。


▲街のベーカリーにて。左がバップ(Bap)と呼ばれる丸いパン。右がバケット(Baguette)。いずれもサンドイッチに。
 

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