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        [特集4] バラの香り漂う ビアガーデン

「イギリスのガーデンを特集してるんだって? それなら、うちのパブガーデンを取り上げないわけにはいかないだろう!」
まったくその通りだ!と共感した私たちは、美しい庭をもつパブのオーナー・ジェイミーに、特集の最後を飾ってもらうことにしました。これぞ本物のビアガーデン!

「見てごらんよ、この緑に囲まれたエクセレントなガーデンを!
今の時期はバラが特に美しい。白い花に赤い花、奥に咲いてるのはアルバローズ。庭に枝を張っている大きな木がまたいいでしょう?その青々と茂った葉が、庭のテーブルにちょうどいい木陰を作り出しているんだ。バーで頼んだドリンクを持って、自分で好きな場所のテーブルに陣取って、好きなだけ庭の花を眺めているといい。
バラのいい香りが漂ってくる中で、のんびりと飲むビールはいつもとひと味もふた味も違うはずだよ。

このパブは、15世紀からここにあったという話。
建物は1度火事で燃えてしまって建て替えたけれど、それもはるか昔の17世紀のこと。つまり、今のこの石造りの建物は300年の歴史があるんだ。庭も同じだけ年季が入っているということさ。

この庭の住人たちも紹介しておこう。まずはこの3匹のアヒルたち。いつも3匹仲良くセットで歩き回っていて、客が来ると寄ってくるんだけど、近づこうとするとさりげなく逃げていくシャイな子たちだ。
それと入り口で寝ている、風変わりなネコが1匹。彼は気持ちよく昼寝できる場所を探して、いつも庭をうろうろしている。
もう一羽、ちょうど茂みの中から出てきたオンドリ。立派な茶色の毛並みだろう?
さて、この中のボスは誰だと思う?ネコじゃあない、実はこのオンドリなんだ。体は小さいけれど、アヒルもネコも一目置いているんだ。
みんなもちろん仲良くやっているよ。

毎週日曜の昼には、この庭でバーベキューをするんだ。
もちろんパブだから誰でも自由に参加できる。チキンにビーフ、炭火を使ったロースト料理が評判なんだ。外で食べるのは格別だからね。ただ、ビールに気を取られていて、ネコに食べ物をとられるのだけは注意しないと。
夜の庭も格別だよ。夏の夜は長いからね、9時10時まで夕方みたいなものだから、小さい明かりを灯して周りが暗くなっていく中で、静かにビールを飲む。

どう?パブの庭もいいものでしょう?
もちろん、うちの庭だけ特別な訳じゃない。郊外のパブだったら、ほとんどのパブがいい庭を持っている。歴史のあるパブなら、庭もそれだけの歴史を持っているはずだ。
パブの庭はたくさんの人が見るものだから、いいパブは庭づくりにも手を抜かない。宮殿やキャッスルの庭も美しいけれど、昔から庶民の生活に近いところにあった公共の庭は、パブの庭なんだ。
機会があったらたくさんのパブの庭を見るといい。みんな開放的で特徴のある、それぞれ工夫を凝らした庭を持っているはずだから。

いい記事になりそうかい?タイトルは、“美しい庭を持つパブの、風変わりなオーナー”か?記事が出たら私も有名人だなぁ!」
 


 
 

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