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まずはパイントグラス!
この形と、たっぷり入ってるのがいいんです。
英国指定の1パイントの量は568ml。
泡の割合も何mm以下と法律で定められているんだって。
日本の生ビールはたまに半分くらい泡だったりして
「え〜」って思うけど。。。イギリスは意外とキッチリしてる! |

*ツキノワ夫婦プロフィール*
日本生まれ。世界のあちこちをブラブラして、旅先での出会いに胸うたれる日々。連載「めおとトラベル漫才」も人気じんわり。 |
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パブに集う若い女性たちは、キラキラスパンコールのキャミソールとかノースリーブとか、大胆な服の人が多いんです、ほんとに。トイレで念入りに化粧直しをしているギャルもいました。結構おしゃれして来る場所だったりするみたい。
逆に男性陣は、Tシャツとかジャージとか、わりとふだん着。どんな格好でも違和感なく溶け込めるのがパブの懐の深さよね!(The
White Horse, London) |
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パブのテーブルに置いてある
調味料セット。モルトビネガー、ハインツのケチャップ、マスタード、塩、胡椒が定番。日本の食堂でいえば、しょうゆ、ソース、七味、こしょうって感じか〜。このモルトビネガー、フィッシュ&チップスに合うんです。
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パブで写真を撮っていると、隣に座っていたおじさんが笑顔で
「撮ってあげようか?」だって!
行く先々のパブで、気づくとみんな自分からそう言ってくれるんです。
自然なふるまいのジェントルマンに感動!
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バーカウンターに並んでいるのはビアポンプ。エールビールのシンボルです。それぞれのプレートがビールの銘柄を表しています。それぞれ樽につながっていて、黒い握りを手前に引くとビールが出てくる仕組み。
地域によって、店によって、違った種類のビールが並んでいるのは、それぞれの地域にブルワリーがあるから。日本の地酒みたいな感じで、甘め〜苦めなど特徴のあるいろんな味に出会えます。それもまたパブめぐりの楽しみなんです。
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何といっても日本の居酒屋と違うところは、自分でカウンターに行ってビールを注文するところ。
英語がしゃべれなくても問題なし、カウンターに並んでるビアポンプの中から、どれかを指差して
「1パイント、プリーズ」でOK。その場でビールを注いでもらって、お金と交換。
もちろんおかわりも自分のタイミングで。注文取りに来るのを待ってる必要がなくてキラク〜。

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パブを仕切るママとスタッフの女の子。パブで働いているのはわりと女の人が多かったです。それもみんな美人。
黒いシャツをキリッと着こなしてビールを注ぐ姿はとってもCOOL!(White
Horse, York) |
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フードメニューにある“Starters(スターター)”の欄は、いわゆる前菜のこと。
値段はメイン料理より安めの3.5〜4.5ポンド(約700〜900円)。
スープやサラダはもちろん、ミートパテやガーリックマッシュルーム、小魚の唐揚げなどがあります。
それだけ頼んでもおつまみにピッタリ!
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Prawn
Cocktail(プローンカクテル)はスターターの定番。小エビをマヨネーズソースで合えたものを、カクテルグラスに山のように盛ります。その味は見た目どおり、マヨネーズ感いっぱいです。スーパーのお惣菜やサンドイッチの具にも登場する、イギリスでは意外となじみのメニューのようです。(The
Hole in the Wall, York) |
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見て見て〜この壁紙!触るとふわふわしてるよ。紙じゃなくて布が貼ってあるんだね。すごい模様だし、豪華な雰囲気〜。椅子もベルベッド。
(The
Walmer Castle, Westgate)
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天井もゴージャス!美しい彫刻が施されてて、ついつい見とれちゃう。。。だけど、みとれているのは私たちだけ。地元の人たちには当たり前なんだろうなぁ。このパブは吹き抜けになってて、とっても開放感がありました。
(The
Guildford Arms, Edinburgh) |
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パブにあるテーブルって、なんか低くて小さいんです。なんでだろう・・と、しばらくして気づきました。料理を食べる高さじゃなくて、ビールを置くのにちょうどいい高さなんだ!そしておしゃべりするのにもじゃまにならない高さ。だから居心地がいいんだね。
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となりのテーブルで白髪のおじいさん二人が何やら熱くギロンしていました。パブではよくこんなおじいさんたちを見かけます。(The
Crown Inn, Kent) |
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村の中心に位置する教会とパブ、どちらも同じくらいの歴史があります。どんなに小さな村でも教会とパブは必ずあるそうです。
昼間でも村の人が集まって飲んでいたり、村の会合の場所になっていたりと、教会と同じくらい大事な場所なんだって。(The
Red Lion, St.Peters)
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「ランドローダーと一緒に写真を撮りたい!」というと、
「バーの中に入っていいよ!」と笑顔でOK! お店のお客さんも、ビアポンプを握ったほうがいいよーとか、グラスを持ってみてとか、一緒に盛り上がって写真を撮ってくれました。
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パブの名前で一番多いのは?
"Red
Lion"という名前。たしかにあちこちで出会いました。日本のラーメン屋でいう来々軒って感じかしら。
他にも、White Lion, Black Lionなど、Lionとつく名前はポピュラーです。
それ以外の動物だと、Swan(白鳥)、Horse(馬)、Hart(雄鹿
)などよく見かけたよ。
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パブの入り口や看板によく書いてある文字、“FREE
HOUSE”って何だろう?とずっと思ってたんです。まさか無料でビールを飲めるわけないし。。
これはいろんなブルワリーのビールを出しているということなんだって。店に並んでいるビールはランドローダーの好みで選ばれたものばかり。それと対照的に、一つのブルワリーと契約して、その銘柄だけを置いているパブもあります。
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パブのテーブルに置かれているコースター。
いろんなビールの銘柄のものがあってデザインおもしろい。店員さんに聞いたらもらっていいって!よ〜しコレクションしよう!
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イギリスでは、フライドポテトのことをchips(チップス)と呼びます。
ステーキやローストなど、たいがいの料理には大量のチップスがワンプレートでついてくるんだけど、それがまたすっごい量!私たちはもったいなくて無理してでも完食したけど、だいたいみんな残してました。

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上品なご老婦人が一人で山のようなフィッシュ&チップスをしずしずと食べていました。日本だと洋食は若者で、あっさり和食はお年寄りというイメージがあるけど、イギリスではお年寄りもチップスやソーセージを食べているのが意外でした。(The
Talbot Inn, Cirencester)
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パブの入り口に“CASK
MARQUE”というマークを発見。ビアポンプの絵からしてなにやらビールに関係ありそうだね。“This
house serves quality cask beers”(このパブでは良質のカスクビールを出しています)だって!カスクビールって何だろう?おいしいビールに出会える予感!入ってみよう!(Wagon
& Horses, Cirencester)
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店のバーに並ぶビアポンプにも“CASK
MARQUE”の印が!
ランドローダーいわく、カスクとはビールを詰める木製の樽のことで、昔ながらのエールのスタイルなんだそう。今は“Keg(ケグ)”と呼ばれる金属の樽を使うことが多いけど、伝統的なカスクエールはやっぱりおいしい!ということで、イギリスでは今再び注目されているんだって。
この“CASK MARQUE”はそのムーブメントの一つで、ビールの品質に信頼のある店という証(詳しくは→http://www.cask-marque.co.uk)。はじめての街ではこの印を頼りに店を探してもいいかも。
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じゃ〜ん!これがパブの地下セラーに並ぶカスクです!このカスクから出ているチューブは、なんと直接地上のバーカウンターのビアポンプまでつながっているんだって。その長さ約60m!なのでポンプはずいぶん重く、ビールを注ぐにはかなり力がいるんです。この長いチューブを通る間に、ビールが飲み頃の温度になるんだって。(The
Farcon Inn, Chester)
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入り口の立て看板。“REAL
ALE(リアルエール)”とあるのは、伝統的な製法で造られた“真のエール”という意味。
ビールの名前のあとに書かれてる数字はアルコール度数。各地のブルワリーで造られた味も濃さもちがう個性あるビールが飲めるんだね。
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イギリスのビールはぬるい?いえいえ、正確には、冷やして飲むビールと、冷やさないで飲むビールがあるということなんです。ラガーはもちろん冷やした方がおいしいんだけど、エールの中には香りを引き立たせるために冷やさないで飲むものがあるんです。温度と味の関係も奥が深いみたい。
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ランチタイムにエールを楽しむビジネスマンの姿。
ロンドンの街角でよく見かける光景です。“Liquid
lunch”(液体のランチ)という言葉もあって、ビールを飲んでランチ代わりにするらしい!(Lamb
and Flag, London)

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「イギリスでは、レストランじゃなくてパブで食事をした方がおいしいものを食べられる」と聞きました。確かにパブの料理はボリュームたっぷりで味もGOOD!しっかり食べたい人はメイン料理をオーダーしよう。定番はローストビーフやフィッシュ&チップス、値段はだいたい6.5〜8ポンド(約1300〜1600円)ぐらい。

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紙ナプキンでくるまれたナイフとフォーク。パブでたまに見かけました。なるほど、セットにしておけば扱いやすいんだ!
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これがモルトビネガー。フィッシュ&チップスには欠かせない調味料だよ。
「モルトビネガーをたっぷりかけたフィッシュ&チップスとエールの組み合わせが最高だよ」とヤムレポのユースケさんも一押し!生ガキや貝類にも合いますよ。
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テーブルの上のソースセット。ケチャップ、タルタル、ブラウンソース、モルトビネガー、マヨネーズ、マスタード、ホースラディッシュ、サラダクリーム。
料理に合わせて、オーダーしたときに何のソースがほしい?と聞かれることもあるし、部屋の隅にあって自由にとってOKのこともあるよ。たいていは小分けにされたハインツのソースです。チップスもいろんな味で楽しめるよ。
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メニューに「2For1」ってあるのは、
二つ頼んで一つ分の値段っていう意味だって。
大胆な値引き!
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イギリス料理といえばフィッシュ&チップスが思い浮かぶけど、
意外なところでパブやカフェでよく見かけたメニューが
チキンカルマ、チリコンカーン、ラザニア。
それぞれインド、メキシコ、イタリアの料理だけど、
イギリスではとても親しまれている定番メニューなんだって。
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“Bangers&Mash(バンガー&マッシュ)”って何だろうと頼んでみると、山のようなマッシュポテトの上に太いソーセージが2本、そしてたっぷりとかかったグレイビーソース。Bangerは“爆竹”という意味で、ソーセージの俗語なんだって。イギリスのソーセージはハンバーグみたいなきめの細かさが特徴。(Crystal
Palace, Bath)
イギリスで買った料理雑誌の表紙がこのBangers&Mashの写真で、ブリティシュフードの特集をしていました。確かにこの感じ、イギリス料理を象徴している味かも〜。
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delicious,
March 2005, Seven Publishing |
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39からは次のページに続くよ!
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