ハロウィンの子どもたち

2008年11月20日

10月31日はハロウィンです。午後3時半ころ、キッチンでかぼちゃと格闘している子どもたちの姿がありました。カナダFort St.Johnではこの頃の外気温はマイナスになる日も出てきまが、部屋の中はとても暖かくなっています。

まず、カボチャの種を取り出してから、顔を作り始めました。
カボチャの中身はぐにゃぐにゃ&ぐちょぐちょです。そんな感触も楽しみながら子どもたちは作業を進めていきます。

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大丈夫かなと見守っていると、できあがったかぼちゃを前に、ネイスンは、「どうだ!!」と得意そうにガッツポーズしてくれました。

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さて、暗くなるころ(6時半頃)、子どもたちは仮装して勢ぞろいしました。カイリーとネイスン、それに、近所に住むいとこたちです。ランタンを手に、準備ができました。そのそばで、おばあちゃんはお菓子の用意をしていました。

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子どもたちはこれから近所を回って,バッグをお菓子でいっぱいにしてきます。
そして大人たちは,「子どもたちの付き添い組」と「家で近所の子どもたちを迎える組」に分かれて動きます。

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子どもたちにとっては、これから怖くて楽しくて、ワクワクする時間が始まります☆

 

そして,近所の大人たちも,玄関先に,この日のために彫った自慢のパンプキンを置いて,
お菓子を片手にワクワクしながら”Trick or Treat!”の優しく楽しい響きを待っていることでしょう。

<山本信>

近況報告~初講義

2008年6月15日

今回は,Canada 500daysの報告をちょっとお休みして,日本での,近況報告です。

とても幸いなことに,先日,「保育園・保育士の仕事について」,“講演”する機会をいただきました。短大保育科の一年生150~160人くらいを前に, 授業のひとコマ分(90分),これまでの経験も含めて,保育士として自分がしていること考えていることなどを聞いてもらうことができました。

講演の最初は「キャッチボール」から始めました。
教室の学生さんたちに向けて新聞紙のボールを投げたり,紙皿を飛ばしてみたり,ラクロスのスティックを使って(使ってもらって)キャッチボールをしたりしました。
カナダの幼児教育で学んだことの1つは,コミュニケーションの大切さ。この講演でも,キャッチボールから始まるコミュニケーションを大切に考えました。

身体と気持ちの”ウォーミングアップ”ができて,よい雰囲気を作り出すことができたかなと思います。

自分の経験の中での話ですが「公立」と「私立」の違いや,保育士の実際の仕事・生きがいを話したり,また,学生と社会人の“違い”にも触れたり,いろんな話を「自分の言葉」で伝えてきました。 

これからも,「現場(実践)」と「学問(理論)」を,柔軟に組み合わせて,子どもたちの成長の手助けをすることのできる保育士として,

ひとつでも多くの子どもたちの“夢”に出会えるよう,

自分自身を磨いていきたいと思います。

講演を聞いてくれた皆さんへ(もし見てくれた人がいたら・・・)
本当に楽しい時間をありがとうございました。皆さんの授業中の表情や反応から,そして,コメント・感想を読んで,たくさんの元気と勇気をもらいました。

ありがとうございました。

もしよかったらまたいろんなコメントくださいね☆

山本 信

time-away

2008年5月11日

「子どもを廊下に立たせる,押入れに入れる」

そんな「お仕置き」は,“体罰”に含まれてしまうものかもしれません。
ただ,それが誰のために,何のために行なわれるものなのか
それだけで,子どもが「体験」から得るものは大きく変わってきます。

英語で,Time-out (または Time-away) という言葉があります。

保育園で,遊んでいる間に一人の男の子(4歳)が他の子どもを叩いてしまい,その時に先生はその男の子に,ソファーに座っているように言いました。

それが,誰のために,何のために行われたものなのか

Time-awayは,どんな意図で用いられるべき手法なのか
それを考えるきっかけとなったJournalです。

*青字は先生からのコメント(&翻訳)

Jan. 30, 2006 (8:30 - 12:00)

I saw “time-out” during free play. A boy, 4 years 4 months, hit another child, and a teacher got him to sit on a couch; he was screaming for a while. A teacher said to me, “It’s kind of time-out. If you say something to him, maybe he screams more, so it’s better to let him alone so that he can calm down by himself. We don’t do this (time-away) so much, but hitting is very bad.” Actually hitting is a typical anti-social/immature behaviour that preschool aged children resort to in order to meet a need or express themselves (実際,叩くことは,自分の気持ちや欲求を表現するために行使する,幼児期に見られる典型的な反社会的な/未熟な行動と見ることができます) . I have thought when and how teachers can use this method since I knew the word, “time-out.” I felt it was very difficult to use properly, and that teachers cannot use constructively it if/unless they have a trustful relationship with the child. Excellent point Makoto. Another name for time-out is time-away. Time-away should fill a need for the child rather than be used as a punishment. Children can become overstimulated and need some quiet time—just like adults do! Time-outTime-awayとも言います。Time-awayは,罰としてではなく,子どものニーズを完全に満たすものとして用いなければなりません。子ども達は,周りから多くの刺激を与えられ過ぎて気持ちが昂ぶり過ぎてしまった時には,静かで平穏な時間を必要とするのです。大人もそうであるのと同じです。)

大人の都合で,“子どもに,自分がやったことの重みをわからせる”ために,一方的に罰を与えても,本当の意味で,その子どもの思いを汲み取り,子どもが必要としている部分に答えたことにはならない。

叩くという行動に対する罰ではなく,叩くという行動をしなければならないくらい興奮し昂ぶってしまった気持ちを静め,落ち着くために与える,本人のための静かな時間と空間

自分でその行動の意味を理解するにしても,
大人(周囲)がその行動の意味を伝えるにしても
それは,気持ちが静まり,落ち着いて自分のやったことを振り返り,
周りの話を聞く体勢ができてからのこと

そしてそれは,大人でも同じこと

子どもを「しつける対象」として,“上から一方的に力を加える”のではなくて
同じ一人の人として尊重し,その人の立場に立って,何がよいかを考える
その結果であれば,どんな体験であれ,ひとつひとつが子ども自身の力になっていく

そんな,大人として,保育士として,人としてあるべき姿勢を
この日のJournalで学びました。

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カイリーの誕生日。友達が集まる前の時間をソファーで過ごすカイリーといとこのトラバース

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