チャパティ作り

2008年10月22日

フセイニ村に住むDJスクールの先生の家で、’チャパティ’の作り方を教えてもらいました。チャパティは、パキスタンで最も一般的に食べられている主食です。「円形で、薄く、クレープ生地のような形状をしている。アーター(Atta آٹا आटा) と呼ばれる全粒粉(精製していない小麦粉)と水を捏ねて生地を作り、発酵させずに薄い円形にのばして焼いたもの。」とウィキペディアでは説明されています。

フセイニ村の先生のお宅にも、ワヒの伝統的な建物が残っていました。そこには、カマド用のたきぎも用意され、お母さんと奥さんがいろいろ準備を整えて私たちを待っていてくれました。

まず、粉を捏ねるところから始めました。左が先生の奥さん、右がお母さんです。「私は口で指図するだけ!」といいながらお母さんはタイミングよく、粉に水を差してくれていました。日本の小麦粉と違って、全粒粉なので、あまり手につかず、捏ねるのは意外と上手にできました。

大変なのは、次の作業でした。日本の麺棒と同じ棒を使って薄く丸く延ばしていくのですが、これがとても難しく、奮闘するのですが、周りのぎざぎざなチャパティになってしまいます。ソバ作りをした事のあるyosicoさんは、私よりきれいに伸ばしていました。そこで、私は、yosicoさんが麺棒で伸ばしている傍らで、チャパティを焼き始めました。

 

かまどの上に円形の鉄板をのせて、その上で伸ばしたチャパティを焼きます。膨らんできた場所をつぶしながら、周りがめくれないように押しながら焼いていきます。先生の奥さんがそばで裏返すタイミングを教えてくれました。火のそばで熱いのもあって、汗だくになりながら焼きました。

チャパティを焼き終えると、かまどの上から丸い鉄板を下ろして、なべにかけなおして、チキンカレー作りになりました。

たまねぎとトマトをオイルで十分炒めていると、奥さんが新鮮な鶏肉を持ってきて鍋に入れました。DJスクールから帰ってきた子供たちも加わって、家の中はにぎやかになりました。大きい娘さんは、カマドの火加減を調節してくれます。そして、そばで先生が、ころあいを見て香辛料を加えます。「その香辛料はカレー味で、家族みんなが好きな味」と、息子さん英語で教えてくれました。みんなが、カマドを囲んで、料理が出来上がっていくのを楽しんでいました。

 

料理(食事)の魅力は、「場」と「時間」を共にすることによってお互いの心が暖かく豊かになれるところにあるのかもしれません。料理が、文化や言葉を超えたコミュニケーション手段の1つであることを実感することのできたひとときでした。

(写真・yosico/文・中島とみ子) 

Posted in: あっちこっちパキスタン, フセイニ — tomika @ 19:20:56

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