じゅうたん工房
2009年4月7日
グルミットのカーペットセンター(じゅうたん工房)は、女性の自立支援の1つとして運営されています。カーペットセンターの中では、伝統家屋をそのままに、周りに置かれた織り機の前で女性たちがじゅうたんを織っていました(写真①)。
跨いで入る小さな入口の周りにほどこされているのは、チベット風彫刻だそうです(写真②)。天井は、パスー村で一般的に見られた明かり窓があり、こうした天井をパキスタン旅行記の中では、「ランネデック」と記してありました。そして、天井を支える柱や梁に小麦粉で白く模様を描くのは、「毎年3月の初めに春が来たことを祝って大掃除をし小麦粉で書く」ともありました(写真③)。そして、中央にはかまどもありました(写真④)。
工房では、この日9人の女性たちが作業をしていました。工房の中は、彼女たちの明るいシャルワーズカミーズ姿と、壁に掛けられているじゅうたんで華やいで見えました(写真⑤)
じゅうたん模様の図柄を見せてもらいました(写真⑦⑧⑨)。こうした伝統的な図柄とそれを織るための技術とが、このカーペットセンターで伝えられています。異なる色の糸を結びながら織り上げる手織りじゅうたんは、熟練した技術が必要ということです。
グルミットカーペットセンターに関する説明も貼ってありました(写真⑩)。要約すると、「グルミットカーペットセンターは、1998年に’カラコルム地域開発組織KADO’が設立したもの。ディダール カーペットセンターから4人の指導者が来て、ここで28人の織り手に指導した。訓練期間を終えると、3人はディダールカーペットセンターに戻り、1人はもう3年間指導のために残った。KADOはスキルを用意し、現在では、ここグルミットカーペットセンターは、独立して自分たちで仕事をしている・・・」。
写真⑪は、この日カーペットセンターで働いていた女性たちと通訳のヤコブさんです。
記念写真を撮るとき、彼女たちの多くが肩に掛けていたブルカ(スカーフ)を被りました。
(写真・文 山本質素、中島とみ子)







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ピンバック by Atch Kotch Pakistan » Gulmit Carpet Center — 2009年12月1日 @ 6:25:56