グルキン氷河へ
2009年3月15日
アッパーフンザには、パスー氷河のほかに、村の近くまで迫っている氷河がいくつもあります。グルキン村も、人びとが生活する村の小高い山の裏側に氷河が迫っていました。氷河のある山のふもとには、人びとの住居や家畜小屋のリーズが並んでいました。
氷河のある山へは、まず、リーズの間の細い道を登っていきます(写真②、③)。
リーズの道が途切れると、目の前に岩山が迫っていました。ガイドさんの後について慎重に上っていきます。グルキン村がどんどん小さくなっていきました(写真④)。ガイドはメルバーンさんを含めた3人。写真⑤は、グルキン村を見下ろしながらの小休止です。
再び、急こう配の岩山を登り始めました。岩の間に、ラベンダーなどの花が可憐に咲いています。
登るにつれて、私は頭痛と吐き気に襲われました。高山病??「私はここで待っています・・・」と座り込み、他の人たちを見送りました。
後で気づいたのですが、私が座り込んだ場所は、山の頂上で、グルキン氷河は、そこからほんの少し下ったところにのびていたのでした。写真⑦は、氷河の所から私のいるところを写したものです。写真中央の茶に灰色の大きな岩の左に、黒い点のように見えるのが私です。⑧は拡大したものです。
白い氷の塊のある風景を想像していましたが、ここの氷河は、ほこりなどが堆積した黒く盛り上がった岩のような氷河だったそうです(写真⑨)。
もう少しで、グルキン氷河を自分の目で見ることができたのに残念でしたが、嬉しいこともありました。メルバーンさんが、氷河の氷にラベンダーの花を巻いて持ってきてくれたのでした。
(写真・yosico,山本質素/文・中島とみ子)













