麦畑とジャガイモ畑

2009年3月19日

グルキン氷河から下りていく途中、畑の真ん中に大きな岩があるのが見えました。山の上の岩と同じ色合いをしていました。氷河の山から落ちた岩なのでしょう。岩の周りは麦畑で、人びとが刈り取った麦束を担いで運ぶところでした(写真①)。

グルキン村は、麦の収穫時期らしく、小さな子供を連れた母親や若い男性が麦刈りをしていました(写真②、③)。②’、③’は、それぞれ近づいた写真です。若い男性や小さな子供がいる麦畑からは、人びとの元気な話声が聞こえてくるようでした。

②’③’

別の畑には、刈り取られた小麦が穂を付けたまま、束ねて畑に並んでいました(写真④、⑤)。

家畜小屋の屋根には、脱穀された麦わらが干してあります(写真⑥)。グルキン村でも、かつて日本でそうであったように、家畜のえさやたい肥の材料として麦わらが利用されているのでしょう。

フンザ地域では、自給自足用に小麦が作られ続けていましたが、カラコルムハイウェーの開通以後、換金作物としてのジャガイモが多く作られるようになっています。2007年8月27日のグルキン村は、収穫期を迎えた薄茶色の小麦畑が、緑のジャガイモ畑のなかに点在していました(写真⑦)。 

ちなみに、1999年のグルキン村の同じアングルの写真を見つけました。「drifting blog by snotch」の’at パキスタン グルミット on 20/Aug/1999’の右写真の白っぽく見えるところが麦畑です。見比べてみてください。8年前に比べると上の写真では小麦畑が減っているのがわかります。

(写真・山本質素/文・中島とみ子)

Posted in: あっちこっちパキスタン, グルキン — tomika @ 15:15:24

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