ラホールの乗り物

2010年5月10日

旧市街地のバザール通りを、オートバイ、自転車に交じって動物が牽く荷車、そして人びとを乗せたタンガー、リキシャーなどが混然とひしめき合って動いていました。

こぶをもつ黒や白の水牛が、大きな荷車を牽いていました。(写真②)

  

少し小さな荷車をひくのはロバでした。(写真③) 

  

荷車を引く馬や(写真④⑤)、タンガーをひいて走る馬の勇壮な姿が印象的でした。(写真⑥⑦) 

タンガーが何台も止まっている一画がありました。幌の中には人々が座って出発を待っているようでした。(写真⑧) 写真⑨は、道路を走るタンガーの後ろ姿です。タンガーとは乗り合い馬車のことです。

「SUZUKI」と書かれた乗り物がここでも走っていましたが、それは、自転車やオートバイが引くものだったり(写真⑩)、 三輪の軽トラックでした。(写真⑪⑫⑬) それらは、ラホールではリキシャー、オートリキシャーなどと呼ばれているようです。

オートバイは、狭い場所でも走れるので、いたるところで見かけました。POLICEとプリントされたTシャツを着て、腰に拳銃をさした強靭そうな男性を後ろに乗せたオートバイも走っていました。(写真⑭) オートバイが並ぶ店の前では、少年がオートバイのハンドルを握ってみていました。少年たちにとって、オートバイは魅力的な乗り物なのでしょう。(写真⑮)

道路の傍らにある駐車場で、自動車に交じって荷車と水牛が整然と並んでいる光景を目にしました。

首都イスラマバードでは、タンガーやオートリキシャーは乗り入れが禁止されているようです。交通渋滞や排気ガスの問題はありますが、ムガール帝国当時から残る曲がりくねった細い道路を、これら車両がひしめき合って通り抜けようとしている様子は、ラホール旧市街地の魅力の1つにもなっているように思えます。  

(写真・文 山本質素)

Posted in: あっちこっちパキスタン, ラホール — tomika @ 8:25:17

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