スキーズ

2008年7月22日

パスー村の女性の服装は、シャルワーズカミーズがほとんどでしたが、年齢によって少しずつ異なっていました。

今回紹介するのは、40歳からの女性の服装です。 40歳を過ぎると、女性はスキーズに白いスカーフをかぶります。スキーズは、全体に刺繍が施されている円形の帽子です。スキーズは結婚式のときにかぶりますが、それ以後はかぶらず、40歳を過ぎてから身に着けます。スキーズをかぶる時の髪型も決まっていて、真ん中わけにした髪を、下の写真のように左右に振り分け、その先を三つ網にします。

家の中では、スカーフをかぶらないでいることも多いようです。

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外に出るときは、スキーズの上に白いスカーフをかぶります。

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下の写真は通訳をしてくれたファイサルのお母さんです。50歳を過ぎた彼女は、外出するときにはもちろんスキーズに白いスカーフですが、 畑仕事などをするときは、スキーズをかぶっていませんでした。

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下の写真の女性はニューパスーに住んでいますが、出会ったときは、スカーフだけで畑仕事をしていました。「写真を写していいですか?」とカメラを向けると、「だめだめ!」と言って離れていきました。悪いことをしたと思っていると、スキーズをかぶって戻ってきました。そして、写真に入ってくれました。

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女性は、結婚式のときのスキーズを大切にしまっておいて、40を過ぎるとかぶります。草刈や畑仕事からちょっと離れることのできる年齢が40歳ということでしょうか。スキーズと白いスカーフ姿の彼女たちは美しく、それを身に着けることへの誇りを感じることができました。スキーズは女性の正装なのです。

(写真・山本質素/文・中島とみ子)


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