若い女性の服装
2008年7月29日
パスー村には高校がありません。DJスクール8年を終えた子ども達は、高校で学ぶために近くの町で寄宿生活を送っています。カレッジに進んでいる人たちもいます。夏休みになると、勉強をするために村を離れていた高校生や大学生たちが帰省するので、パスー村は若い人たちで一気に華やぎます。
大きなスカーフを胸を覆うように前から後ろに流すように下げて歩く若い女性たちに、いろいろなところで出会いました。
写真①は、ゲストハウスの前庭、②は桑の木のある広場近くで。③、④、⑤はリンクロードで会った帰省中の高校生です。
① ②
③の彼女は、薄いピンクのレース刺繍されたスカーフをつけた彼女は、私の上着に興味を示しました。このとき私が着ていたのは、日本で買った白の綿の上着で、レースで縁取りしてあるものでした。おしゃれに興味ある若い彼女たちが、シャルワーズカミーズの他に選ぶ服はどんなものなのでしょうか?
前回見たように、パスー村の40歳前の女性は、髪を後で束ねます。若い女性たちも、同じように後で束ねている人が多く見られましたが、①のように高めの位置で束ねていたり、④のように、カットをした髪を束ねたり、⑤の横向きの女性のようにカットした髪を下げている人もいました。
④
⑤
通訳をしてくれているファイサルの2人の妹さんたちも帰省していました。
下の妹さん(17歳)のシャルワーズカミーズは赤色系の縦縞もようで、上着は、体にぴったりとあわせて作られていて、 大きなスカーフがその姿をより若々しく見せていました。⑥は穀物倉庫に行った帰り、⑦は、家に入るためにサンダルを脱ぎ、階段を上っている後姿です。
⑥
⑦
もう1人のカレッジに通っている妹さん(21歳)は、ピンク系のシャルワーズカミーズがよく似合っていました。 ⑧は家の前でおばあさんと一緒に、⑨は、庭の一隅に集めてある焚き木を、食事に使う分だけざるに移し入れているところです。後でまとめて縛ったスカーフが、かいがいしく見えました。
⑧
⑨
カラコルムハイウェーで、斧を片手に颯爽と歩く若い女性と会いました。
若い女性が、これほど格好良く斧をもって歩く姿を、私は想像できませんでした。’しなやかに、強く、美しく’そんな言葉がぴったりでした。
日本の着物がそうであるように、シャルワーズカミーズも形はほとんど同じで、年齢によって、模様や色使いが異なっているようでした。特にスカーフ使いが、年齢を象徴しているようでした。
ファイサルのお母さん、メールルニーサ(53歳)によれば、「フンザの人たちは、もとは、ブルカ(大きなスカーフ)はかぶらなかったが、南の人の影響で被るようになった」そうです。
(写真・山本質素/文・中島とみ子)



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ピンバック by Atch Kotch Pakistan » Clothes of young lady — 2009年12月24日 @ 17:49:59